重岡大毅と「アイラブユー」
今日、2022年7月30日。
TO BE KANSAI COLOR ナゴヤドーム 初日。
重岡大毅自身が作詞作曲した「ムーンライト」の前奏で、彼は言いました。
「愛を頂戴よ」
2022年7月7日午後7時7分。
YouTubeに「ムーンライト」をメトロックで歌唱したときの映像が公開された。
同日、重岡大毅のブログも更新され、私たちファンに向けてこう綴った。
「あなたが暗闇と戦える曲になりますように」
また、これはとあるラジオでの発言。
「夏目漱石はアイラブユーを月が綺麗ですねって訳しましたが、重岡くんはアイラブユーをどう訳しますか」というメッセージに対し、こう答える。
「それをずっと曲で書いていくよ」
…ムーンライトの歌詞には、下記のような一節がある。
「真昼間の月に種を植えてみたくなったのは いつか君を襲う夜の底 一輪の光を」
私はムーンライトを初めて聞いた時、「青春時代の無邪気で真っ新な心を歌った曲」なのかなって思った。
実際重岡大毅も7月7日のブログで
「俺のいっぺんの曇りもない青春を書いた曲」
と発言している。
でも、
「あなたが暗闇と戦える曲になりますように」
「それをずっと曲で書いていくよ」
っていう発言を踏まえると、
「真昼間の月に種を植えてみたくなったのは いつか君を襲う夜の底 一輪の光を」
が重岡大毅なりのアイラブユーに思えませんか。
重岡大毅の感性に脱帽…
私たちが暗く沈んでしまった時、ひとりぼっちにならないように。
真昼間の月に花の種を植える。
私たちに一輪の光が差すように。
そんなアイラブユーの意味を込めて作った曲の前奏で、重岡大毅が煽ったんです。
「愛を頂戴よ」って。
これ、
「(こっちも全力で愛を歌うから)、愛を頂戴よ」
に変換できませんか、、、、
私はアイドルからの「大好きだ」とそれにファンがペンライトや手拍子で応えることで成り立つコミュニケーションが好き。
閉鎖的だけどそこに一切の打算や計算はなく、純粋な好意のやり取りしかない気がするから。
この行為は当たり前のようにコンサートで行われる。
だけど、今回みたいにコンサートで改めてアイドル側から「愛するから愛を返して」っと言及されるとしみじみと思う。
なんて心地いいんだろう。
非日常的なエンタメ空間でのみやりとりされる純粋な好意。
私は大好きです。
アイドルって、いいな。
そして、重岡大毅というアイドルに感謝。
これからもあなたからの色々なアイラブユーをステージからのパフォーマンスのみならず、詞曲から受け取ることができることに感謝。
これからもずっと応援させてほしいです。