よだかのブログ

ハッピーオタクライフ

メトロックで初めて重岡大毅と出会った二次オタの手記

メトロックで初めて重岡大毅と出会ったの二次オタの手記

 

 

5/14

8時。

天気は曇天。

 

 

8周年目前の4/22、10年間2次元界隈のオタクだったのに、突然重岡大毅に落ちてファンクラブに入会。

 

 

そんなド新規なのに今日ジャニーズwestに、重岡大毅に、会える。

しかも、メンバー待望の初ロックフェスで。

落ちたタイミングが本当に良かった。

(初のドラマ告知が🦀で情緒が乱れたのは一先ずおいといて…

 

でも、前々日にライブDVD「なうぇすと」の当時私と同い年だった重岡大毅が満面の笑みで歌っているのを観て声をあげて泣いてるようなオタクが、直接会うとどうなるのか…。

きっと、涙で顔をぐしゃぐしゃにして、会えた感動で体の震えが止まらないんだろうな。

 

 

曲は何を歌うんだろう。

関ジャニが出演した時は10曲だったらしいからそれくらいかな。

サムシング・ニュー、アンジョーヤリーナを最近通勤電車の中で毎日聴いてるから歌ってくれたら嬉しいな、欲を言えば重岡大毅がピアノを演奏してるのも見たいな。

 

関ジャニはシングルの特典として、5曲分の映像が収録されたらしいけど、二次元界隈にいるとイベントが全部映像に残るのは当たり前だったから正直悲しいな。

オタク、楽しかった記憶ほどすぐ思い出せなくなるからさ。

 

 

きたる初対面に胸を躍らせながら、記録に残らない分頑張って正気を保って記憶に刻むぞって1人意気込んでいた。

 

 

 

__________________________

 

 

 

15時10分。

 

 

 

入場が完了してすぐ、正気を保てないことを早々に悟る。

 

いや、だって、まじで、

めっっっっっっっちゃ近いな…????

 

 

コンサートで言うところの前から10列目あたり。

しかも、それだけじゃない。

運良くステージから見てドセンターを確保できた。

そして何より、ディスタンスシートのおかげで身長が低い私でも人の頭がステージを全く、遮らない。

 

 

 

 

 

響くバンドメンバーの音出し。

音響チェックのために奔走するスタッフ。

浮き足立つ周りのファン。

これから彼らが現れるステージを目の当たりにした私は予想通り今にも泣き出してしまいそうだった。

 

 

 

 

そして、その時がついに来る。

それまでぐずついていた天気はジャニーズwestの出番になった途端、晴れる。

青空が広がる。

ジリジリとした日差しが会場を照りつける。

「ムーンライト」が降り注ぎ、「contrail」が空にかかる。

 

 

 

天候も味方につけて、現れる。

今日の重岡大毅は正真正銘、太陽の擬人化だった。

 

 

 

 

 

 

 

ほんまに楽しいー!!と叫ぶ

愛してるぞー!!と叫ぶ

終始歯を目一杯みせて、目をぎゅっとした最上最大級の笑顔

 

サムシング•ニュー!!!!!

間違っちゃいないを重岡大毅のキーボードアリで!???!?

アンジョーヤリーナ……

 

上着脱いでフェスTだけになる

腕まくりめちゃくちゃする

足を空に投げ出しながらステージに転がる

 

歯が白い

まじでハイキューの日向みたいな飛び方する

メンバーとめっちゃ絡む

バンドメンバーともめっちゃ絡む

 

ペットボトルの水をごくごく飲む

ペットボトルの水を頭からかける

袖にいるスタッフにペットボトル投げる

舌だし多め

喉からCD音源以上、テンション高いガナリ

 

ここまで連れてきてくれてありがとうと叫ぶ

また来年も出たいと叫ぶ

ほんまに楽しいー!!と叫ぶ

愛してるぞー!!と叫ぶ

めちゃくちゃフェスを楽しんでる

 

 

 

 

 

とにかく視覚から入ってくる情報を処理するのに精一杯で、泣く暇もなかった。

 

約50分、出番の間ずっと重岡大毅の表情が肉眼で鮮明に認識できる位置。

まるで私のためなのかと思ってしまうセトリ。

そして何より、彼らから注がれる圧倒的な熱量に頭がぼーっとして、終わった直後は思考がままならなかった。

 

 

でも、すごいものを、見た。

それだけはわかる。

上手く言語化できないけど奇跡みたいな瞬間に立ち会った。

推し、生きてた。

すごい。

同じ世界線で、同じ場所で、時を刻んだ。

すごい。

 

胸中を確かに渦巻く、感動と興奮。

 

でも、それらが全てじゃなかった。

それ以外に胸中を渦巻くこの、感情はなんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

重岡大毅も普通の人間なんだ…」

 

 

 

 

ここでいう「普通の人間」というのは決して、重岡大毅が「平凡な存在」に見えたというわけではない。

 

ただ、前方エリアにいたから距離が物理的に近いし、衣装もラフなTシャツとジーンズ、アイドルらしいキメキメな表情も全くしなかったからか、すごく等身大の姿って感じがした。

繰り返しDVDで見てきたいつものコンサートとは性質の違う、存在感。

今まで推してた2次元キャラたちには抱いたことのない、距離感。

正直、アイドルには基本的に殿上人であってほしいという感情があったから最初は戸惑った。

 

でも、ここでふと最近買った雑誌のバックナンバーの記事を思い出す。

 

 

 

 

 

 

「今まで色んなジャニーズの人と仕事をしてきたけど、重岡くんはいい意味で本当に普通だね。」

 

 

2019年12月号の明星、ジャニーズwest写真館Tokyo Diaryより。

ドラマ「これは経費で落ちません!」の監督さんが重岡大毅に対して放った言葉。

 

これだ!っと思った。

私も雨上がり、太陽が降り注ぐメトロックでくしゃくしゃの笑顔を浮かべてはしゃぐ重岡大毅を近距離で浴びて、烏滸がましいけど関係者と似たような感情を抱いたのかもしれない。

普段コンサートで派手な演出の中、煌びやかな衣装をまとって歌う重岡大毅には絶対に感じることができなかっただろう。

 

 

 

そんな等身大の重岡大毅を目の当たりにして、ぴったり当てはまる言葉を思い出す。

 

「俺たちはスターなんかじゃないけど、見上げてくれる人たちがいるから、体中に精一杯、銀紙貼っ付けて星のフリしてんだ。」

 

アプリゲーム、アイドリッシュセブンに登場する大人気アイドル、re:valeの百のセリフ。

 

 

 

なるほど、今日は銀紙をはっつけていない等身大の重岡大毅がただただ音楽を楽しんでいる姿を見れたんだなっと腑に落ちた。

 

とっても特別な日だったんだな。

とっても贅沢な経験だったんだな!

 

もちろん、用意された脚本を見事に演じ切ったり、コンサートのステージ上でのパフォーマンスで最高のエンタメを届けてくれるいつもの重岡大毅も好きだけど、メトロックの重岡大毅を浴びてもっと好きになってしまったなーー!!!

 

 

 

今日、来れてよかった。

人生で忘れられない1日をこの歳になっても経験できたことに感謝。

そう思わせる熱量を届けてくれた重岡大毅に感謝。

 

本当にありがとう、重岡大毅の歩む道からもたらされるキラメキが今の私の支えです。

同じ時代に生まれて、同じ時を刻めることに日々感謝。

 

 

 

 

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(蛇足)

そして曲それぞれの感想を書こうと思ったら見事に記憶をなくしていたオタク、、

 

◯セトリ

・ええじゃないか

 ええじゃないかポーズ、みんな笑顔、かわいい

・ズンドコパラダイス

 まじで楽しそうに踊る

・Anything goes

 まじで楽しそうに煽る

・Big Shot!!

 まじで楽しそうに踊る

・Mixed Juice

 まじで楽しそうに踊る

・サムシング・ニュー(フル)

 冒頭のサビ、行こうぜメトロックー!って叫ぶ重岡大毅

 落ちサビど真ん中で歌う重岡大毅を目の前から見れた奇跡

・間違っちゃいない

 濱ちゃんが間違える

・アンジョーヤリーナ(フル)

 私が心の中で号泣する

 俺らを呼んでくれよー!!と叫ぶ重岡大毅

・週間うまく行く曜日

 みんなでジャンプする

・僕らの理由(フル)

・ムーンライト

 「サビで飛ぶぞ!!」と何度も予告する重岡大毅

 みんなで人差し指を上にしてジャンプ

サビで一緒に飛んだあの瞬間ほど、頭を空っぽにして身をその場の熱気に委ねたこと人生で今までになかったよ。

・証拠(フル)

 みんなでジャンプ